2016年 2月 の投稿一覧

【行ってみた】プロ野球キャンプを「ちょこっと」ご案内 〜南郷編・その2〜

こんにちは。再び岩国です。「南郷編・その1」の続きです。前回は、南郷スタジアムまでの道のりと、メイン球場からサブグラウンドへの行き方をお伝えしました。

IMG_1533今回はまずサブグラウンドの観戦エリアからご紹介します。サブグラウンドAにはスタンド席があり、練習はここから見るカタチになります。

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こんな感じです。

手前のグラウンドでは、全体練習に入らない投手陣がノックを受けたりします。普段は見ることのない投手陣のフィールディング、特に岸投手の華麗なグラブさばきは必見ですよ!巧いです!そのほか、全体練習後の特守はここを使うことが多いです。

奥のスペースでは、投手陣のキャッチボールや遠投、さらにはランニング系のメニューを行われることが多いです。

右手の建物が・・・

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ブルペンです。一般の方の見学エリアは・・・

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こんな感じ。近づいてみると・・・

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球団によっては、一般のブルペン見学席の前に報道カメラがズラリと並んでいて、よく見えない!という場合もあるので、ライオンズは窓ガラスがあるとはいえ、本当に見やすいと思います。

ブルペンのすぐ横には・・・

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サブグラウンドB 。ここで時折見かける練習が「捕手強化メニュー」なのですが、

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写真のように、かなり近い位置で見たり撮影ができたりします。(今回は練習している選手はいませんが・・・)報道関係者もこの位置からになるので、お互い譲り合って練習を見学しましょう。

さらに・・・

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丘の上には室内練習場「くろしおドーム」(再び階段登ります!)

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建物正面右手、ここのシャッターが開いていれば、見学可能です!

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なかはこんな感じ。雨天時は主にここで練習します。ほかにはアーリーワークや全体練習後の個別トレーニング、体幹系のメニューなども行っています。

ちなみに・・・

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ブルーのカーペットゾーンは選手の導線です。一般の方は、基本的にはここは通ってはいけません。

練習場所への移動で選手が近くを通ることが多いですが、タイムスケジュールが細かく決まっていますので、サインなどをお願いすることは難しいです。ただ、プレゼントは受け取ってもらえるようです。

ちなみに練習メニューは・・・

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こんな形で、何カ所かに貼り出してあるほか、今年(2016年)から公式twitterでも、お知らせしているようですので、選手のスケジュールなどはそこで確認してみてください。

サインをもらう場合は練習後の移動時や帰るときに応じてもらいやすいのは、どこの球団も同じだと思いますが

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ライオンズの場合、正面入り口で即席サイン会を行うこともあります。当日も、正面で待機しているファンの方が結構多かったです。

あと!忘れてならないのが

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お食事エリア!前回紹介した2球団並!・・・とはいきませんが、ちゃんとご飯を食べられるところはあります。注意したいのは、土日はファンの方もたくさん訪れるので、売り切れ御免!となることも。

今回は諸々の都合で宮崎市内から行きましたが、南郷にもホテルはあります。ライオンズのキャンプのみに行かれる方は、南郷(もしくは日南)に宿泊することをお勧めします。おいしいご飯屋さんも結構ありますよ!

 

最後に。

ご紹介させていただいたように、ライオンズのキャンプ地はアップダウンが激しい場所です。特に女性の方ですが、動きやすき靴で行くことをオススメします。間違ってもヒールなどでは行かないように。こけますよー。ケガしますよー。あと、既に書きましたが防寒&日差し対策もお忘れなく。。。

 

おまけ

ちなみに外野スタンド外には・・・

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ちょっとした公園がありました。なんかいい。

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ちょっと歩くと海も見えます。のどかです。

キャンプも折り返し。実戦的な練習も増え、選手たちの状態もどんどん上がってくるこの時期。そんな選手たちの様子を自身の眼で「ちょこっと」観に行ってみてはいかがでしょうか。(2月10日執筆)

※埼玉西武ライオンズ・南郷キャンプは2月19日まで。

【行ってみた】プロ野球キャンプを「ちょこっと」ご案内 〜南郷編・その1〜

みなさん、こんにちは。宮崎から帰って参りました。岩国です。今年のキャンプ地は、例年に比べて暖かかったです。2月に日焼けしました。ハイ。

さて、前回は「巨人」と「ソフトバンク」の2球団をご案内しました。次に私が視察に向かった先は埼玉西武ライオンスのキャンプ地・南郷スタジアム(南郷町中央公園野球場)。今回はこちらをご紹介しまーす!

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南郷スタジアム

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【行ってみた】球春到来!プロ野球キャンプを「ちょこっと」ご案内!~宮崎市編~

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こんにちは、岩国です。会社では主に映像制作を担当している私ですが、今回は、文字を打ち込むことになりました。不束者ですが(?)よろしくお願いします。

2月。野球好きならこの時期、どうしても身体がウズウズしてしまいます。そこで・・・

宮崎駅前

プロ野球キャンプが行われている宮崎に来てしまいました!標識でかいよ!

現在、宮崎では5球団がキャンプを行っているわけですが、今回は宮崎市内でキャンプを行う「巨人」「ソフトバンク」の2球団を視察したお話をしたいと思います。

なぜこの2球団かというと、時間の都合もありますが・・・

時刻表

宮崎駅前から、この時期は臨時バスが出ているからっ!普段、車に乗らない私にとっては、非常にありがたいです。

レンタカーに乗らずのキャンプを回れるので、ファンの方も非常に重宝できると思います。宮崎交通のバス。うん、ホント、ありがたい。宮交サイコー!

(詳細な時刻表は「宮崎交通 臨時バス・シャトルバス情報」でも見られます)

・・・。

それでは、訪れた順に各チームのキャンプ地はどんな感じなのかご紹介しまーす。

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まもなくキックオフ! 街は「50」倍の盛り上がり

50、50、50…街の至る所で、この数字がビッグイベントのムードを盛り上げていた。日本時間2月8日(月)に、カリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで全米大注目のスポーツビッグイベント・スーパーボウルが開催。そんな記念すべき50回大会に向けて、街が一色のサンフランシスコに足を運んだ。

私が今回訪米した目的は2つ。一大イベントをホストする街の盛り上がりに触れること。もう一つは、NFLエクスペリエンスに参加してスポンサーシップ・アクティベーションを体感することだ。

オブジェ

空港に降り立つと、早速「50」の巨大バナーに迎えられた。街のさまざまな観光スポットにオブジェがあり、皆記念撮影をしてはSNSの投稿に夢中だ。場所によってデザインが異なり、隠れミッキーならぬ、“隠れ50”を探し歩くだけでもイベントを満喫できる。

メインストリートの一部を閉鎖して行われるファンフェスタ「スーパーボウルシティ」には、大会スポンサーのVerizon、Hyundai、Levi’sなどのプロモーションブースがある。ダンスゲーム、ライブコンサート、飲食もでき、アメフト好きの男性はもちろん、女性同士や子供、老夫婦まで、すべての世代がこのとき・空間を楽しみにしていたことがとても伝わってきた。

SBシティ

一方、巨大展示場で開催されている「NFLエクスペリエンス」。入場は有料であり、ロンバルディ・トロフィーとの記念写真、歴代優勝リング鑑賞や各アクティビティへの参加にはイベント用に開発されたアプリ「ROAD TO 50」をダウンロードする必要がある。個人情報を登録するとアプリが起動し、QRコードをスキャンした担当スタッフがカメラマンとなり撮影。すると、すぐさまスポンサー名や「50」の入ったフレームに自分の顔が入った画像がメールで届く仕組みとなっているのだ。ソーシャル上には「このポーズで撮りたかった」とばかりに、ユニークな画像が#SB50のハッシュタグと共にアップされてSNS上でも反響を呼んでいる。さらに、スーパーボウルシティやNFLエクスペリエンスのすべてのイベント情報が確認でき、現在地周辺の関連情報も視覚的に見えるので、目的地にもいち早く到着できる優れたアプリだ。

シアターでは、プレゼンティング・スポンサーをBOSEに、映像クリエイティブ集団「NFL Films」が手掛けたシーズン振り返り映像が上映。選手同士が激しくぶつかり合うシーンや観客の歓声に質の良い音響が加わり、スポーツの持つ壮大さをより際立たせる。ファンの満足度は高く、スポンサーの特徴が最大限活用されたアクティベーションだ。

エクスペリエンス

アメリカではキャンペーンやプロモーション活動を効果的に実施できるアクティベーションが主流となっている。それは今回、現地でスポンサーとリーグの関わりを見る中でも肌で感じることができた。2020年に東京オリンピックを迎える日本では、どのスポンサーがどのようにスポーツと関わりを持っていくのか、そのアクティベーションを意識した活動に注目していきたい。

球界の革新者、データ予備軍―。ヒントがズラリ並ぶ球春到来!

“球界のお正月”。そう、今日2月1日はプロ野球キャンプイン!!そんな縁起の良い日に弊社ブログも開幕ということで、記念すべき第1回目にブログを綴らせて頂くのはコンテンツ制作担当の鈴木です。

現在は主にプロ野球の試合データ運用業務に携わっており、これから始まるシーズンでも公式戦の1球速報配信と品質管理を担っていきます。一口にデータと言っても、その情報量はかなり膨大。単純に1試合で1チームの投手が放る球数は150球近く。1日あたりにすると150球×12球団=1800球となります。さらに「シーズンを通して全チーム全プレーを入力する」と考えてもらうと…何となく気の遠くなるような数がデータとして蓄積されていくことが想像に難しくないと思います。

データ
膨大データ量からファンが欲する情報を配信
(C)PLM

 

話は戻ってキャンプの話題。データ担当の私にとってもこの期間は大事なものとなります。なぜならシーズン開幕までの選手の貴重な情報を入手できる時期だからです。

例えば投手なら今年はどのような球種を投げるのか?決め球の傾向は?など様々な情報を得ることができます。当然、野手も然りです。今日からメディアやファンの間で多くの話題が取り上げられると思いますが、私もまた選手の動向を目を皿のようにして追っている一人なのです。

そんなこともあって、私も今月中旬に沖縄へ足を運びます。同地では9球団がシーズンに向けてトレーニングを積んでおり、今回の視察では名護でキャンプを張る日本ハムを中心に視察する予定。

その日本ハムですが、ここで少しキャンプにまつわるうんちくをひとつ紹介したいと思います。これまでも、チームは北海道移転や球場パフォーマンスなど斬新なアイディアでファンを驚かせてきました。言わばプロ野球界の球団改革においてはパイオニア的存在。名護キャンプ(2月17日~27日)も例外ではありません。

名護市営球場は1977年に開場し、翌78年春から日本ハムの投手陣が、プロ野球球団では初の沖縄県内でキャンプを敢行したのです。それから40年近く経った今では半数以上の球団がキャンプを張るまでになりました。また、チームは今季から新たな取り組みの一つとして若手主体の第1次一軍キャンプをメジャーリーグ球団もトレーニングを積むアメリカ・アリゾナ州のピオリアでスタート。最先端の施設が整った状況下で研鑽を積んだ大谷翔平など若くて将来が有望な選手が、どのようなコンディションで名護に乗り込んで来るのか楽しみも多そうです。

名護球場
78年から日本ハムのキャンプ地として定着した
名護市営球場。20年には大規模改修予定だ
(C)OCVB

今回は弊社ブログの開幕戦ということもあり、スポーチュアで私が担っている業務の一部や日本ハムキャンプのうんちくなどを簡単に綴らせてもらいました。私の次回担当は恐らくオープン戦真っ盛りの頃。そんなこともありデータ担当らしく、数字の世界からタイムリーな話題を盛り込みつつも、少しコアな視点で今季を占ってみたいと思います。

来週以降も日本ハムではありませんが、球界の革新者の背中を見習いながらスポーチュアもこの世界のパイオニア的存在を目指して、弊社業務やファンの皆さまが欲するような情報をお届けしていきます。今後もスポーチュアブログ『すぽぶろ!』をよろしくお願いします!!