2016年 3月 の投稿一覧

プロ野球開幕!12球団グッズ特典はこれだ!

いよいよプロ野球が開幕しました。

ファンの皆さんやそうでない方も、球場に足を運ぶきっかけとして「無料配布」や「グッズ特典」が目当てという人も多いはず。熱狂的ファンにとっては当然、初めてプロ野球観戦をする初心者にとってもユニフォーム、タオル、人形などがもらえるというのはうれしい限りですね。

ということで、今回は、12球団別の本拠地開幕シリーズを対象に主な配布グッズ情報を調べてみました。

開幕リスト

対象者、対象人数等詳細については各球団HPをご覧ください。

▼セ・リーグ

・東京ヤクルトスワローズ
http://www.yakult-swallows.co.jp/

・読売ジャイアンツ
http://www.giants.jp/top.html

・阪神タイガース
http://hanshintigers.jp/

・広島東洋カープ
http://www.carp.co.jp/index.html

・中日ドラゴンズ
http://dragons.jp/

・横浜DeNAベイスターズ
http://www.baystars.co.jp/

 

▼パ・リーグ

・福岡ソフトバンクホークス
http://www.softbankhawks.co.jp/

・北海道日本ハムファイターズ
http://www.fighters.co.jp/index2.php

・千葉ロッテマリーンズ
http://www.marines.co.jp/

・埼玉西武ライオンズ
http://www.seibulions.jp/

・オリックス・バファローズ
http://www.buffaloes.co.jp/index2.php

・東北楽天ゴールデンイーグルス
http://www.rakuteneagles.jp/index2.php

いかがでしょうか?球団はシーズンを通して既存ファンの満足度向上や新規来場者の獲得戦略へさまざまな企画チケットやイベントを用意しています。

ボブルヘッド(首振り人形)を集めるもよし、企画ユニフォームを全てコンプリートするもよし!今年もスタジアムでは選手の熱いプレーだけでなく、球団ならではの企画でもファンを大いに喜ばせてくれそうです。

「負け方が大事」観客はスポーツに何を求めているのか?

元々「プロ野球」と「プロレス」くらいしか「プロスポーツ」を見に行ったことのない私。

しかし、仕事にも役立つかもしれないということで、このところ、ラグビーやサッカーなども生観戦しています。

プロ野球以外のスポーツについては「ルールがわからない」とか「めんどくさい」とかで、なかなか足が向かなかったのですが、いざ、足を運んでみると、いろいろな発見があって面白い。

たとえば、ラグビー・トップリーグでは、反則プレーの際には場内ビジョンとスタジアムアナウンスで、解説してくれます。これはわかりやすかった!

お次はJリーグを初生観戦。

とあるチームの開幕戦と、翌週に開催された私の地元・川崎フロンターレのホーム開幕戦にそれぞれ行ってきました。

前者はホームチームが敗戦。フロンターレは後半ロスタイムに追いついて4-4引き分け。結局どちらも勝てませんでした。

ただ、「次の試合も見たい!」と思ったのはフロンターレ戦!

大量得点だったこともあります。

しかし、前者のほうはゴール気配を感じず、後者は常にゴールへ向かう姿勢が素人目ながら感じた試合でした。それがあったからロスタイムの同点ゴールにつながったのかなと勝手ながら思います。

試合観戦から少し話は外れますが、この両ゲームを振り返ってみて、ふと思い出した言葉があります。

「どうやって負けるかが大事だ」

これは先日、仕事で撮影に入ったセミナーにて、福島・いわきFCの代表取締役・大倉智氏が語っていたこと。大倉氏が、ドイツの強豪サッカークラブ・バイエルンミュンヘンの関係者から聞いたものだそうです。

そして、こうも言っていました。

「チームに勝利だけを求めると、負けたときに来場者は減ってしまう。勝ち負けだけではなく、お客様に感動、勇気、希望といった無形のサービスを提供することがサッカーの本質ではないかと思う」

改めて思うことは「球場に何を求めに来ているか」そして球団側は「何を提示できるのか」

「負け方が大事」

負けても観客が持って帰れる満足があれば、私のようにファンは再び会場へ足を運ぼうとするはず。

チームのビジョンや個人の思いなどが、ファンに伝わるような環境、そして、コンテンツ制作においても、そのような姿勢で臨んでいかなければいけないと、強く心に思った次第でした。

“人間万事塞翁が馬”。侮るなかれ裏記録-その②―

さて、前回から引き続き少し穿った見方で記録を見ていきたいと思います。
プロ野球の世界では、燦然と輝く偉業がある一方で、その陰に隠れた裏記録も山のようにあります。アメリカで今もなおレジェンドとして活躍する、イチローのようなメジャー通算3000本安打記録。日本が誇るホームランアーチストで、未だに世界記録の王貞治の通算868本塁打。こちらが“光”とするならば、その①で書いたグスマンの18打席連続三振記録は、まさに“闇”でしょう。

ここではちょっと箸休め的に“光と闇”を対比的して言葉遊びをしてみたいと思います。

kiroku

いかがでしょうか。まさに明暗くっきりですが探せば探すほどにまだまだ出てきそうです・・・
以前にもこちらのブログで記載しましたが、私はプロ野球のデータ業務に従事でしています。今、世間ではデータというとメジャー・リーグのトレンドとなっているセイバーメトリクス(SABRmetrics)を思い浮かべる方も多いかもしれません。ビギナーの皆さんにも分かりやすいよう説明すると「選手成績、試合の結果などを統計学的に分析して、個々の能力やチームの強さを分析。そこからチームの経営や戦略に役立てる手法や考え方」のことです。

馴染みのない方には小難しいお話かもしれませんが、点取りゲームには数字やデータ、さらには記録がつきもの。ただ、だからと言っていきなりマニアックな世界に足を踏み入れる必要はありません。個人的には2回に渡って書き連ねた“珍記録”もデータの一部だと思います。ビギナーの皆さんには、私の言葉遊びのような感覚で興味を持ってもらえると面白いかもしれませんね。新たな野球の楽しみ方が加わる可能性も十分にあるでしょう。

“人間万事塞翁が馬”。侮るなかれ裏記録-その①―

打撃練習

18打席連続三振・・・野球の打席結果としてこんな記録を皆さんはどう思われますか。これはウソのようで本当に起こった記録で、2003年に横浜ベイスターズに在籍していたドミンゴ・グスマンが見事に!?達成したものです。

ちなみにこれは世界記録(私の調べた限り)。あえてグスマンをフォローするのであれば、彼が投手だったということですが、なかなかできるものではないですね。しかし、見方を変えればいわゆる“ダメ記録”でも球史に名を刻んだ大偉業。このイメージでグスマン投手を覚えている人も少なくないはず。

グスマン投手は当時「どうやってもバットに当たらないのだから仕方がない・・・」と語ったそうな

グスマン投手は当時「どうやってもバットに当たらないのだから仕方がない・・・」と語ったそうな

つまり今回のタイトルに当てはめると“人間万事塞翁が馬”ということ。こちらは中国の故事ことわざで端的に言うと『人間何が不幸で幸いか分からない――』ということだそうです。そういう意味ではやや強引ですが、これで名を挙げたグスマン投手も例外ではないのかもしれません。

開幕まであと2週間。今季は広島・黒田博樹の通算200勝(日米通算)や海の向こうではイチローがメジャー通算3000本安打の大記録を達成しそうですが、アウトサイドな見方で偉業に注目しても面白いと思います。

その2へ続く――――

HCと15人をつなぐ仕事人

スーパーラグビーがついに2月26日に開幕しました。南半球のラグビー強豪国、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの3ヵ国で組織されるSANZARによって運営されるラグビーの国際リーグ。その世界最高峰のリーグに日本チームとしては初めて、ヒト・コミュニケーションズ サンウルブズが今季から新規参入しました。国内オープニングマッチは27日に秩父宮ラグビー場で開催され、結果は13対26で敗戦も日本ラグビー界にとって歴史的な一歩を踏み出しました。

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さて、今回私が注目したいのは「ウォーターボーイ」の存在。チームスタッフである彼らは反則や選手の怪我などでプレーが止まっている時間に選手の元へ給水で水を運びますが、もう一つ、大切な任務があります。それは、戦術を選手に伝えることです。

ラグビーはHCが観客席の上方に座り、無線でグラウンドにいるコーチに指示や戦術を出すのが一般的。ウォーターボーイはそのコーチからHCの指示を受け取り、限られた給水時間内で選手に伝達するというとても大事なポジションを担っています。なので、短時間で指示を理解する能力と、的確に選手に伝える表現力が求めらます。役割の大きさから、いわば“HCと15人をつなぐ仕事人”と言っても過言ではありません。

空前のラグビーブームのなか、サンウルブズや五郎丸歩選手、田中史朗選手らの活躍をスタジアムやテレビ観戦で応援する機会が増えてくると思います。グラウンド内の15人がフィーチャーされがちですが、チームを影で支える「ウォーターボーイ」の働きにも注目してみてはいかがでしょうか?