球界の革新者、データ予備軍―。ヒントがズラリ並ぶ球春到来!

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“球界のお正月”。そう、今日2月1日はプロ野球キャンプイン!!そんな縁起の良い日に弊社ブログも開幕ということで、記念すべき第1回目にブログを綴らせて頂くのはコンテンツ制作担当の鈴木です。

現在は主にプロ野球の試合データ運用業務に携わっており、これから始まるシーズンでも公式戦の1球速報配信と品質管理を担っていきます。一口にデータと言っても、その情報量はかなり膨大。単純に1試合で1チームの投手が放る球数は150球近く。1日あたりにすると150球×12球団=1800球となります。さらに「シーズンを通して全チーム全プレーを入力する」と考えてもらうと…何となく気の遠くなるような数がデータとして蓄積されていくことが想像に難しくないと思います。

データ
膨大データ量からファンが欲する情報を配信
(C)PLM

 

話は戻ってキャンプの話題。データ担当の私にとってもこの期間は大事なものとなります。なぜならシーズン開幕までの選手の貴重な情報を入手できる時期だからです。

例えば投手なら今年はどのような球種を投げるのか?決め球の傾向は?など様々な情報を得ることができます。当然、野手も然りです。今日からメディアやファンの間で多くの話題が取り上げられると思いますが、私もまた選手の動向を目を皿のようにして追っている一人なのです。

そんなこともあって、私も今月中旬に沖縄へ足を運びます。同地では9球団がシーズンに向けてトレーニングを積んでおり、今回の視察では名護でキャンプを張る日本ハムを中心に視察する予定。

その日本ハムですが、ここで少しキャンプにまつわるうんちくをひとつ紹介したいと思います。これまでも、チームは北海道移転や球場パフォーマンスなど斬新なアイディアでファンを驚かせてきました。言わばプロ野球界の球団改革においてはパイオニア的存在。名護キャンプ(2月17日~27日)も例外ではありません。

名護市営球場は1977年に開場し、翌78年春から日本ハムの投手陣が、プロ野球球団では初の沖縄県内でキャンプを敢行したのです。それから40年近く経った今では半数以上の球団がキャンプを張るまでになりました。また、チームは今季から新たな取り組みの一つとして若手主体の第1次一軍キャンプをメジャーリーグ球団もトレーニングを積むアメリカ・アリゾナ州のピオリアでスタート。最先端の施設が整った状況下で研鑽を積んだ大谷翔平など若くて将来が有望な選手が、どのようなコンディションで名護に乗り込んで来るのか楽しみも多そうです。

名護球場
78年から日本ハムのキャンプ地として定着した
名護市営球場。20年には大規模改修予定だ
(C)OCVB

今回は弊社ブログの開幕戦ということもあり、スポーチュアで私が担っている業務の一部や日本ハムキャンプのうんちくなどを簡単に綴らせてもらいました。私の次回担当は恐らくオープン戦真っ盛りの頃。そんなこともありデータ担当らしく、数字の世界からタイムリーな話題を盛り込みつつも、少しコアな視点で今季を占ってみたいと思います。

来週以降も日本ハムではありませんが、球界の革新者の背中を見習いながらスポーチュアもこの世界のパイオニア的存在を目指して、弊社業務やファンの皆さまが欲するような情報をお届けしていきます。今後もスポーチュアブログ『すぽぶろ!』をよろしくお願いします!!

 

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