5月。プロ野球が開幕してから気がつけば、もう2カ月が過ぎました。みなさんのひいき球団は思い通りの戦いをしていますでしょうか?
私がブログ担当となった前回の記事に掲載しましたが、埼玉西武ライオンズのWeb動画コンテンツ担当となってから2ヶ月で、今日現在までで大小合わせて約50本の動画を制作してyoutube並びにFacebookにて配信してきました。
その中で、今季から新たにスタートさせた企画動画が「野球道具・こだわりの一品」。今回はその製作過程において感じた「プロのこだわり」について、少しお話したいと思います。
元々、前職からプロ野球の映像の仕事に携わっていた関係で、日々、プロ野球選手(あるいはプロ野球OB)と接することが多かった私ですが、常々「プロフェッショナルな人たちの使う道具」に興味を持っておりました。
昨年はOBの方にグローブを間近で見せていただく機会があり、実際に自分が思っていた通り、プロならではのさまざまな「こだわり」を個々に持っていることに感嘆しました。例えば、同じポジションでも自らのプレーにマッチするようにグラブの細かい部分を加工していたり、何度もメンテナンスしながら10年以上も使い続けていたりと、多くの「こだわり」がありました。
それを現役のプレーヤーに聞いてみたら、どうだろうか?
「選手のパーソナルな部分を知りたい」というファンのみなさんの希望と「プロはどんな道具を使っているの?」という、野球を実際にやっている人たちの知的好奇心を満たせるのではないかと、考えた企画がこの「野球道具・こだわりの一品」。
4月からスタートし、既に2本の動画の制作が完了し、配信しています。
1本目に登場したキャプテン・栗山巧選手のこだわりは「バッティンググローブ」。2本目の秋山選手は「3本のバット」。
それぞれに話を聞くと、やはりプロならではの些細なこだわりがありました。詳細は動画をご覧いただきたいのですが、取材を終えて「いや〜、細かいですね」と感服していたところ「そういう部分が”こだわり”でしょ」と、当たり前のように話をしていたことにプロフェッショナルとして、野球で飯を食っていることへのプライドを強く感じました。
選手それぞれに個性があり、最高の結果を残すべく、野球道具ひとつにも「些細なこだわり」をもって、日々を戦っています。
我々、プロスポーツビジネスに関わる面々も、仕事に対し「些細なこだわり」を持ちながら、チームとそしてファンの皆さまのために、日々を戦っていかねばならないと改めて身を引き締めていきたいものです。
動画の閲覧は【埼玉西武ライオンズ公式youtube】にて